アサシンクリードで感じた宣伝のこと
- Date
- 2008-03-03 (月)
- Category
- 日記
CMを見て映画に興味を持ったけれど、実際観に行ってみたら期待していた部分はほとんどCMに出ていたということがよくある。よくあるというか99%はこのケースだ。
広告を作る側としては(自分はそちら側の人間でもあるのだが)お客さんをわくわくさせ、映画館に呼び寄せチケットを買ってもらうということが企ての中では一番のプライオリティだから、とりあえずお金をかけて作ったシーンや見どころは全て見せたいところ。
でも、結果としてそれが映画自体の面白さを削いでいないか?というのも実感するところだ。
これはゲームにも言える。
多くの場合プレイヤーは買う前からそれがどんな味なのかおおよそ分かっている。
アサシンクリードもそのメインビジュアルから食べたことのあるタイプのゲームだと思って手を付けていなかったのだが、実際にプレイしてみたら思わぬ隠し味があって驚いた。
アサシンクリードがどれくらい売り上げているか分からないが、これに限ってはCERO Z区分ということを考えても設定部分を全部見せた方が売れるんじゃないかなと思ってしまう。
でも、それを先に見せたらプレイした時の意外性や感動も減ってしまって、たぶんこんな風には思わなかったわけで…うーむ(おそらくスタッフもそこには議論を重ねて、今回はメインビジュアルの方向性を押すというカタチに決断したのだろうけれど)。
ちなみに驚いたと言えば、プロデューサーが美人ということも。
ファミ通の浜さんが、真・女神転生が出た時に、宣伝として前に出てきた岡田プロデューサーと金子一馬氏をゲーム界初のビジュアル系だと言っているが(おそらく音楽のヴィジュアル系という意味ではなく)ジェイド・レイモンドさんも同じで、下手にCMでタレントさんを起用するよりよっぽど心的効果はあると思った。
追記
アサシンクリードの売り上げはかなり好調らしく去年の年末で250万本を販売した。Ubisoftは2008年度末までに500万本を見込んでいるらしい。
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- 547:2009-09-19 (土) 06:27
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