気分はもう難民

いつの間にか自分は難民のようになってしまっていたようだ。

自分が世界に入って行くか、自分側に世界を降ろしてくるか、あるいはその中間など色々あると思う。だれでも理想的な世界の中で過ごしたいと考えるはずだ。

でも残念なことに、自分にはふやけるほど浸りたい（デバイスの延長上にある）完璧な空間は今のところ見当たらない。
だからそれが見つかるまでは毎週木曜日や海外からのニュースを楽しみにしていくのだろう。それまでは座り心地の悪いイスに腰掛けているようなものだ。

もう一つある別の解決方法は、それを自分で作ることだ。
これは自分にとって普遍的であり永遠のテーマなのだ。このことを考えはじめるといつでもわくわくしてしまう。

デザイナーとかアーティストとか、プロとかアマチュアとか、サービスとか自己満足とか、上着はそれぞれある。
それが吹き飛んでしまうくらいのテーマを、もう十数年宝もののように持ち続けられていることを幸せに思おう。

古い写真を見つけてそんな風に思った。