ストIV
- Date
- 2008-08-10 (日)
- Category
- 日記
打ち合わせの帰り道、アミューズメントパークと呼び名の変わったゲームセンターの前を通ると、「ストIV入荷!好評稼動中!」と書かれたPOPが目に入って、思わず店内に足を踏み入れた。
ストIIのスキルは指が覚えていてとりあえずなんとなく遊べてしまう(という人は多いと思う)。
いまの筐体は乱入するか対CPU戦か選べるみたいで、乱入者もなくラストまで進みあっさり1コインクリアしてしまった。
ゲームセンターによく通っていたのはそこにストII'があったからだった。ゲーメストを読んで戦い方を学んでは部活の帰り道にゲームセンターに寄ってそれを試すのが楽しかった。
飛び込み大パンチ→アッパー→小昇竜や、飛び込み(めくり)大キック→下段中キック→小竜巻→(つながらないけど)小昇竜とか、コンボという概念が生まれた当時はそれらがとてもカッコ良く映って夢中になって遊んだ。
反射神経と指先の器用さに自信があったからイニシアティブが取れて余計面白かった。
ストII'のキャラ選択画面の無精髭が生えたRYUが大のお気に入りで、クラス委員長の特権を乱用して、球技大会の応援旗に勝手にRYUのイラストを描いたこともある(赤いハチマキをしてるのでそれっぽくもあったからだけど)。
SFCでストIIがリリースされてからは自宅で友人や弟を相手に腕を磨き、ゲームセンターに行って知らない猛者を相手に奮闘するのが楽しかった。
SFC版をやり込んでその画面に見慣れてしまうと、アーケード版はアニメーションが贅沢に作ってあるので(竜巻旋風脚の着地とか)その違いがカッコ良く見えた。
当時はオンラインゲームもなかったから、熱気のある空間に思い入れを持ったゲーム好きな人間が集まって真剣に遊ぶというのはあそこくらいしかなかった、と思う。
あの頃は潰す暇も大分に熱かった。自宅までの帰り道、アイスクリームを食べながらそんなことを思い出した。
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- 21:2009-09-19 (土) 04:37
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