バウハウス・デッサウ展
- Date
- 2008-05-18 (日)
- Category
- 日記
桑沢デザイン研究所時代、近代デザイン史の授業でそれなりに勉強したつもりになっていたバウハウスの『バウハウス・デッサウ展』を見に上野へ行ってきた。
見ながら思ったのは、(また例によって内容とは関係なく)デザインを学びそれを仕事にしようとする時、もの作りの喜びを知ることと同じくらい過去の歴史にも感心をもてる人間の方が色んな意味で“早い”ということ。
歴史とは共通認識に他ならないのだから当たり前といえばそうなのだけれど。
自分はもともと自動車のデザインに感心があり、プロダクトデザインを学ぼうとデザイン学校に通ったわけだが、どういうわけかグラフィックの世界に足を踏み入れていた。
そのため、グラフィックについての歴史を紐解いて過去の作品に目を向けきれていない部分も少なからずあり、知っていればしなくて済んだ苦労というのも多い。
学生時代は(若い時期にありがちな?)自己の内観を以て表現に変えるということに著しく感心があった。それと充分に向かい合ったからこそ、体系立てて色んなことを勉強していく中で気がつくことも山のようにあると思う。
願わくばその2つの容器が同じくらいの大きさであってほしいものだ。
帰りに寄った「谷中ボッサ」のケーキも「薬膳カレーじねんじょ」のカレーも美味しくて、心と身体に栄養をもらえた週末だった。
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- 547:2009-09-19 (土) 03:04
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